無農薬宇治煎茶 『皐月(さつき)』令和1年産
無農薬でいいお茶ができるのかという疑問と挑戦から始めた無農薬栽培。
年々お茶の木が強くなっていくのを感じます。
無農薬煎茶「皐月」
令和元年5月11日に摘みました。
一言で言うと良いのができちゃいました‼️
肥料には圧搾菜種油粕、魚、肉などをぜいたくに使いました。
そのせいか、遅霜にも耐え抜いた力のあるお茶です。
見た目は、
今年の煎茶は芽も細かく、綺麗なお茶です。
純煎らしい色合いでもあります。
お味は、
味は昨年よりもなかなか尖ったアグレッシブなテイストです。
まずは、しっかりしたうま味があります。
それと同じくらいの苦渋みがあります→これが出したかったんです!
表現が難しいのですが、嫌な苦さではなくこれぞ煎茶!という芳醇で複雑なお味です。
うま味がしっかりあるので苦さが強調されると言うより色々なお味が競い合っていると言う感じです。
香りは、
何より香りがすごく強く、余韻が残ります。
水色(淹れたお茶の色)は、
一煎目はとろっとした淡い黄色ですが、二煎目、三煎目と色が青みを帯びてくると言う不思議な力のあるお茶です。
こんなお茶、なかなかないと自負しております
うま味と爽やかな苦味が一体となりとても宇治煎茶らしいお味となりました。
余韻たなびくとても心地よい後味があります。ぜひ一度お試しください!